Sunday, November 29, 2009

00 Chronology Mizushima/Kuroda Interviews

Scans/text via /m/. Finished the Mizushima section last night, working on Kuroda’s right now but that might take a bit. There are a few rought spots in this one; I need to go back over it.

Mizushima Interview

––Finally, please tell us something about the movie that’s currently in production.[1]

  It seems like J.J. Abrams did a fantastic job on the Star Trek movie, I feel like I’d like to get a hold of that light-hearted feeling myself. I think it turned out so well because it had exciting elements that even casual fans could enjoy and was full of references and whatnot to delight Trekies as well. I don’t know if we’ll be taking the same course of action, but I think it’ll be enjoyable as a movie on in it’s own right. Although 00 seems to be heading toward the end, [I wouldn't] say that this will close the book on this world–there might still be some surprising and unfinished things left. …You know, that might really piss everyone off.

––That was very interesting! (lol)

  When I start to think that [going] beyond the story was pointless, it’s missing the point[2]. On the other hand, you could say that it’s another opportunity. There are times that I’d like to put in everything, but you can’t fit it all in a movie. If I tried to put just a little of it in, it would feel superfluous and I don’t want that. Though that isn’t to say that it’s not possible to tell a complete [story] with a movie. With movies, you can depict certain kinds of conclusions perfectly. At the current stage, it’s looking to be about two hours long and I’m already incredibly tired. There are a lot of battle scenes and whatnot (lol). Well, by that I mean I think it’ll turn out to be a film that fulfills the expectations of those who are eagerly anticipating it.

––There are troublesome parts in the content, but?[3]

  Well, because we were always going on about “the dialogues to come,” that’s one area that we absolutely couldn’t not address. Because, things that haven’t been done in Gundam yet always end up getting done eventually. You have to come up with images no one has seen before. But, it should be easy for the people who make Gundam after this. Because everything’s been done already (lol).

Notes:

[1]- idk why the interview opens with 最後に, Kuroda’s does too so maybe I’m interpreting this wrong

[2]- pretty sure I’m not really getting the implications of 外す right, but that was the best I could figure from my dictionaries

[3]- not so sure about this phrasing

 

Original text:

水島インタ

――最後に、現在進行中の劇場版についてお聞かせください。

 J・J・エイブラムス監督の劇場版の「スタートレック」がとても素晴らし

い出来で、あの軽やかさを

自分に持ちたいという気持ちはありますね。ライトユーザーにも楽しめる明

るい要素と、トレッキーが

喜ぶようなネタが取り込まれて素晴らしい出来だなと思って、同じ方向性か

どうかはわからないんですが、

劇場版はひとつの映画として面白いものができそうです。とはいえ、「00」

が最終的に行きつくところまでは

描けそうなんですが、これでこの世界が全部閉じるかというと、意外とやり

残したことがまだまだあるかも

しれません。……あのね、すごくみんなが怒るかもしれません。

――それは非常に気になりますね(笑)。

 ストーリー上、やる意味はないと思ったところは外しているんですよ。逆

に言えば、それはまた別な機会に

できるということです。自分としては全部入れたいと思っていたところです

が、映画の尺に入らなかったんですね。

ちょっと入れてみたら、すごく蛇足感があったので、じゃあもういいやって

。だからといって映画として完成していない

のかというと、それも違います。映画ではある種結末までもきちっと描いて

いる。今の段階で2時間ありそうで、もう

自分でもすごくしんどいです。戦闘シーンも多いですし、(笑)。まぁそう

いう意味では、本当に楽しみに見てくれた人に

恩返しをできるようなフィルムになると思います。

――内容面が気になるところですが?

 まぁ、ずっと来るべき対話ってうるさく言ってきましたからね。当然そこ

はやらないといけない部分です。

ガンダムでは今までやってこなかったことを、ついにやってしまいますから

ね。だれも見たことないような

イメージを作らなきゃいけない。でも、このあとにガンダムを作る人には楽

ですよ。もう、なんでもありですから(笑)。

黒田インタ

――最後に、現在進行中の劇場版についてお聞かせください。

 水島監督が企画の初期構想で「やりたい」って言ってたことをやっていま

す。実はセカンドシーズンを

作っているときに、「テレビシリーズでは無理ですが、もし劇場版の話がき

たら監督のやりたかった

着地点にもっていけます」と、言った記憶があるんです。ありがたいことに

劇場版が決まったので、

「じゃあ、それをやりましょうか」と。最初のアイディアを、最後に帰結さ

せることができそうなので、

うまくいったという感触はあります。

――シナリオ作業はどの程度まで進んでいるのでしょうか?

 完成しています。舞台は2年後、スピンオフではなく、純粋な延長線上に

ある物語です、ある意味、

壮大な完結編になっております。もう続きは書けない!っていうところまで

書きました。

――………続かない?

 続けない(笑)!実際は続けようと思えば続けられるんですが、気持ち的

にはもう書けないと思えるぐらいの

終わらせ方をしています。まぁ、ある程度はみなさんが想像しているものが

出てくると思って間違いないです。

「ああ、やっぱりこれをやるのか」と。ずっと言い続けてきたことをやるだ

けですよ。

――多分、それはファンにも伝わっていると思うんですよ。でも、それはは

たしてガンダムになるのか?って

思いを口に出せないんですよ。

 ガンダムですよ、ちゃんと(笑)。「平成仮面ライダーシリーズ」理論で

いくと、「龍騎」の領域に踏み込んで

いるかもしれないですね。ガンダムでやっちゃいけないことに踏み込んでい

るのは確かではあります。

それはもう、情報がカイジされた瞬間に、僕と監督は大変な扱いを受けると

思っています。

でも、それぐらいの批判は覚悟の上です。

――ガンダムの歴史が変わるかもしれませんね。

 蓋を開けてみないとわからないんですが、やる以上ガンダムの幅を狭めて

はいけないと思っているんです。

マニアックな人はそれを狭めていく方向性にいくんですけど、僕たちは広げ

ていく考えをもってないといけない。

ガンダムっていう作品の許容量をどんどん増やしていかないと、コンテンツ

が死んでしまう。100年ぐらいたって

「ALL THAT GUNDAM」が作られたときに、せめてエクシアは飛んでいて欲しいですね。

 そういう意味では、時代に残るものを作らせてもらえているわけですから

、こんなにありがたいことはない

と思います。自分が死んでもフィルムは残るわけですから、なんていい人生

なんだろうと、ガンダムに

関われたことに関しての感謝もありますし、達成感もあります。でも、まだ

終わっていないので、

この「00」プロジェクトをきれいに終わらせて、自分たちが構築したシステ

ムのいいところを踏襲し、

悪いところを修正しながら、新しいガンダムを作ってほしいです。10年後、

20年後に新しいガンダムが

作られたとき、「00」のエッセンスがちょっとでもあったら、感激ものです

よね。

[Via http://ninteenpointzerofour.wordpress.com]

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